基本情報
幼虫の脱皮を阻害し、齢末期~脱皮時に死亡させる昆虫成長制御剤です。多くの天敵に対し影響が少なく、天敵の保護活用場面にも適した薬剤です。フロアブル製剤のため薬剤の秤量がしやすく作物に対する汚れも少なくすみます。
成分 ブプロフェジン(化管法第1種)・・・20%
物理的科学的性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
有効年限 4年
使用方法 希釈後、散布、浸漬、株元潅注等
適用 ツマグロヨコバイ幼虫、ウンカ類幼虫、カイガラムシ類幼虫、ミカントゲコナジラミ若齢幼虫、フタテンヒメヨコバイ幼虫、チャノホコリダニ類、ネダニ類、クワシロカイガラムシ若齢幼虫 等
内容量 1本(100ml)
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
- なしの萌芽期から新梢伸長期に使用する場合、薬液が乾きにくい条件下では、葉に褐色斑点等の薬害が生じるおそれがあるので、注意して使用する。但し、施設栽培ではこの時期での使用をさける。
- にらに対して、年間複数回収穫を行う作型において本剤を連続で使用すると薬害を生じる場合があるので注意する。
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葉ねぎに対して、本剤を使用すると薬害を生じる場合があるので、事前に薬害の有無を確認してから使用する。
- 本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。